2013年07月08日

Morphine:狂気(1997年?)

※タイトル訳はオリジナル

きつかった。辛くなる。この曲からはいろんなものが押し寄せてくる気がする。怒り・悲しみ・絶望・そして祈り。すごい歌だった、、、。

1997年のアルバムの中の曲だけれど、作られたのはずいぶん前かもしれない。本人の麻薬中毒の経験を歌ったと言われている。

とにかく解釈が難しい曲だといわれている。解りにくいのは、登場人物が入り乱れているからだろう。なので声と曲調から推察して4つに色分けして整理してみた。

1. 怒れるマイケル 多分主人格。
2. 少しだけ落ち着いているマイケル
3. 祈るマイケル
4. 女性の声(看護婦?)
5. 説得する声(医師?)

さて、これでどこまで迫れるものか。

He got flat baby, Kick in the back baby
A heart attack baby, I need your body

ぶっ倒れちまった、裏切られちまった
心臓とまりそう、君の体が欲しい

A hot kiss honey, He's just a bitch baby
You make me sick baby, So unrelying

熱烈なキス、とんでも無いことになってる
お前のおかげで気分最悪、全く信用ならねえ

I'm such a swine baby, All down the line
I hate your kind baby So unreliable

俺はとんでもないクズだよ、このまま一生
お前らみたいなやつらは大嫌い、全く信用ならねえ

A hot buzz baby, He's one of us baby
Another drug baby, You so desire

大騒ぎだよ、ひとごとじゃないぜ
また別の薬かよ、お前そうしたくて仕方ないんだろ

Trust in me, Trust in me
Put all your trust in me

僕を信じて、僕を信じて
どうか君の耳を傾けて、僕を信じて
You're doin' morphine
お前はモルヒネをうちやがる

Hoo!

(Is this what doctor says?)
(It's so tricky and ridiculous.)

(これ、ドクターの指示?)
(なんかおかしいんじゃないの?)


They got place baby, Kicked in the face baby
You hate your race baby, You're just a liar
Your every lick baby, Your dog's a bitch baby
You make me sick baby, You soul survivor

やつらうまくやりやがった、がっかりだよ
お前の人種を呪いやがれ、お前はただのうそつき
お前の一発一発、お前の手下はすべてくそったれ
お前のおかげで気分最悪、なのにお前は「救済者」

She never cut from me, She never cut baby
I got to work baby, You just a rival

彼女は僕から離れない、彼女は決して離れない
やらなきゃならねえ、お前はただの俺の仇

Always to please daddy, Right up and leave daddy
You're throwing shame daddy, So undesirable

いつもなだめようとしやがるな、すぐにでていけ!
お前はいつも僕を馬鹿扱い、ほんとにいやになる

Trust in me, Just in me
Put all your trsut in me

僕を信じて、ただ僕を
You're doin' morphine

Go'on babe

つづけりゃいいだろ!

Relax, This won't hurt you
Before I put it in, Close your eyes and count to ten

「落ち着いて 傷つけたりしないから
 始める前に目を閉じて、10数えよう」

Don't cry, I won't convert you
There's no need to dismay, Close your eyes and drift away

「泣かないで 君を変えようとしたりしないよ
 怖がる必要なんてないから 目を閉じて、身を任せて」

Demerol, Demerol, Oh God he's taking demerol
Demerol, Demerol, Oh God he's taking demerol

デメロール、デメロール ああ神よ、彼はデメロールをうっています
デメロール、デメロール ああ神よ、彼はデメロールをうっています

He's tried hard to convince her, To be over what he had
Today he wants it twice as bad
Don't cry, I won't resent you
Yesterday you had his trust, Today he's taking twice as much

必死に彼女を説得しようとしたのです やってしまったこと乗り越えるために
「よくないわね、彼には今日は二倍必要なのね」
「泣かないで, 怒ったりしないわよ」
昨日は信頼してたというのに 今日は二倍もうっている

Demerol, Demerol, Oh God he's taking demerol
Hee-hee-hee
Demerol, Demerol, Oh my Oh God it's Demerol

なんてことだ、デメロールなんて

Hee, Oooh

(Is this what doctor says?)
(It's so tricky and ridiculous.)

(これ、ドクターの指示?)
(なんかおかしいんじゃないの?)


Oh!

He got shit baby, Your dog's a bitch baby
You make me sick baby, You are a liar

大間違いだったよ、お前の手下はくそったれ
お前のおかげで気分最悪、お前はうそつき

Is truth a game daddy, To win the fame baby
It's all the same baby, You're so reliable

真実なんてただの遊びかよ?名声のための?
なにもかも一緒だな、そりゃあ本当に信用できそうな話だ

Trust in me, Trust in me
Put all your trust in me

She's doin' morphine
彼女はモルヒネをうちやがる

Hoo!

You just sit around just talkin' nothing, You're takin' morphine

ただ座って、何もしゃべらず お前はモルヒネをうちやがる

Hoo! Go'on baby
つづけりゃいいだろ!

You just sit around just talking about it, You're takin' morphine
Hoo-hoo!
Just sit around just talking nothing about it, You're takin' morphine

(Johny)
You just sit around just talking about it, You're taking morphine
You just sit around just talkin' nothin', And takin' morphine

Hoo-hoo
I'm going down baby, You're talkin' Morphine

もうだめかもしれない お前はまだモルヒネの話してる

Go'on baby! Hoo! Hoo! Morphine! Do it! Hoo!
He's takin' morphine, Morphine! Morphine!

つづけろよ!モルヒネ!うてよ!
モルヒネをうっている モルヒネ、モルヒネ


怒れるマイケルは、HIStoryの最初にそっくり。怒り、闘うイメージ。低いトーンと激しいベースのロック。汚い言葉、激しい怒りを感じる人格。これが主人格。少しだけ落ち着いているマイケルは主人格とほぼ同じだけど、ちょっとだけ落ち着いた感じ。主人格に隠れ出番は少ない。祈るマイケルは、美しい曲にのせたハイトーン。冷静さと悲しみ、祈りを感じる人格。

やっぱり闘病時の光景の描写だろうと思う。マイケルがこの薬を使うことになったのは、CM撮影中の事故によるかなり酷いやけどの処置のためだったといわれている。副作用のない薬は無いといわれる。知らなかったけれど、鎮痛剤も「鎮める」イメージと裏腹に、せん妄、吐き気、便通障害はじめとした症状がでるらしく、それに苦しんだ、という体験談を見つけることができる。それが患者にきちんと説明されていなくて苦しんだ、という人もいた。この歌は、そんな薬で治療を受けることになったときに見た風景じゃないかと思う。sheは看護婦、youは医者。heは一貫してマイケル。she/youがモルヒネをうっている、という文章には目的語 heが省略されているのだと思う。そうすると全体に矛盾がなくなる。

治るためっていったのに、この苦しみは何なんだ!まず、その怒りがある。苦しい、もう、うたないでくれ、そう思い、懇願するのに、医者も看護婦もそれが治療だからと止めてくれない。感情や思考の制御に支障をきたし人格が変わるんじゃないか、そう恐怖している彼。それを聞いてくれることもなく、なだめてまた、薬はうたれる。それが彼からみた光景なんだろう。

よく、、、こんな曲を発表したなと思う。彼は感情が高まれば曲にしたくなるのだろうけれど、ものすごいトラウマとなる体験だったはず。これを発表する、歌うなんて、まるでセカンドレイプのようだと思う。訴えたいとおもったものがあったのか。、、、彼のことだ、たぶん、何か伝えたいメッセージがあり、それに納得したから、発表することにしたのだろうとは思うけれど。

とにかくいろんな解釈がされている曲。

訳はかなり勇気が必要だった。この前が Speechless、その後じゃないと向き合えなかった。そしてこの後のI'll be thereと一緒にアップする。そうした歌で挟まないと、こっちのバランスが崩れてしまいそう。

参考: 
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posted by LightWing at 02:56| Blood On The Dance Floor | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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